
開催日:平成19年5月17日
委員会:地域活性委員会
今回の例会アワーはユニバーサルデザインの必要性について、自らが体験しその不便さを実体験する内容でした。
自宅や職場、街中とちょっとした段差に躓いてしまったりと日常生活の中にも不便な事が多くあります。高齢になると白内障で目が見えにくくなったり関節が曲がらなくなったりと不自由が出てきます。
それらの状態を模擬的に作る器材をお借りしてエレベーター、階段、自動販売機トイレと回って体験してみました。
講師とて木更津ボランティア協議会より行方みどりさん稲田晶絵さん、鈴木正純さんの3名がお越しくださいました。

今回ボランティア協会さんに用意していただいたのは
・ヘッドホン(耳の聞こえを悪くする)
・サポーター(膝を曲がらなくする)
・ゴーグル(白内障の状態を作る)
・リストバンド(手足の重さを増す)
・ベスト(体の重さを増す)
・サポーター(指の動きを悪くする)
2人1組となりこれらを1人が装着し、1人が介護(サポート)する形で、指定されたルートを
通り自動販売機でジュースを買って帰ってくる所までを体験しました。


ヘッドフォンをしていることで耳からの情報が遮断されとても不安になりました。また、白内障の状態を作っているので目の前が白く霞んでいるためドアや壁、柱にぶつかりながらでないと前に進めません。
またエレベータのボタンの位置が分かりません。手探りで探して押してみるしかありませんでした。
1番不自由を感じたのは床に落ちているお金を拾うことでした。床の色と同化してしまいまったく見えません。介助者に助けてもらいながら何とかお金を拾い自販機で飲み物を買うことができました。
階段の移動では手すりに掴まっていないと降りることも昇ることも出来ませんでした。
全員の体験がおわり講師の方々との質疑応答で色々と質問させて頂き、今現在の状況がどれだけ体が不自由な方にとって生活がしにくい環境となっているか聞かせていただきました。

健常者にとって当たり前のことが一生続く分けではありません。年齢を重ねていけば人間の体は衰えていきます。もっともっと、健常者も高齢者も障害者も住みよい生活環境を作っていかなければならないと実感しました。